EQ-10の詳細
EQ-10の概要 EQ-10は、サンメカトロニクス製イコライザー搭載コンクリートマイクです。イコライザーとは、指定の音域を強めたり、弱めたりする機能を持ち、音を補正するものです。FL-999、F-999G、F-999Rに搭載されているSOUND FILTERによるプリセットとは異なりアンプ部にイコライザーを搭載することでユーザー自身の手で好みの音色へ調整が可能となりました。イコライザー部はパラメトリックイコライザーを採用しており、初心者でも簡単に音質調整が可能です。マイクは狙った音のみを集音することはできません。そのためには防音室等と言った生活音の極力発生しない集音する上で好ましい環境が必要となります。通常、目的とする音以外に生活音によるノイズ等も集音しています。イコライザーを使い、そう言ったノイズをカットすることで目的の音の輪郭がハッキリし結果、聴きやすくなると言うような使い方も可能です。また、本機種はFL-330、FL-999、F-999G、F-999Rのマイクを接続することも可能な為 環境に合わせ針タイプのマイク(金マイク)等に変えて頂く事も可能です。
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75時間単三電池×6本駆動時間
- 電源
- リミッター
- MIC入力端子
- REC OUT
- イヤホン端子
各部詳細 アンプ部は側面に電源、入力系統が御座います。イコライジングを行う際、アンプは床等に置きマイクを片手に調整し易い設計になっております。本機はリミッターを搭載しており、側面のON/OFFにて操作します。マイクに急に大きな音が入った場合に一時的にボリュームを自動的に下げる機能です。
フラットマイク EQ-10のマイクはフラットタイプです。針タイプのモデルと違い壁面をスライドして使う事もできる為集音効果の良い場所を探す作業も気軽に行えます。ニードルレスの為針が折れてしまう心配もありません。
- ボリューム調整
音調節部位 イコライザー調節とボリュームは同じ面にあります。写真にあるようにイコライザ調節ノブの左に行くほど低音、右に行くほど高音となります。EQ-10の場合、帯域を100Hz、340Hz、1kHz、3.4kHz、10kHzの5つに分けプラスマイナス10dBの調整を行います。EQ-10のイコライザーは目盛は1から11ですが、1が-10dB、11が+10dBになります。つまみ位置が6付近で概ね0dBで変化されていない音になります。
イコライザー設定手順 EQ-10の場合、マイクで拾った音を聴きやすくする事に使う事が多くなります。その際、マイクで拾った「雑音(目的の音とは違う音)」を帯域別にカットしていきましょう。まずはイコライザーの目盛を全て6にし、フラットな音で視聴します。次に雑音が大きい場合はそれぞれの帯域を下げてみます、下げては戻しを繰り返し下げると目的の音が聞こえやすくなる帯域を探します。 この時、目的の音と雑音が帯域的に被っている場合はカットすることができません。下げるべき帯域が見つかったら下げてみましょう、ノイズが減ることで他のノイズが際立つ事があります。 「ゴォォォ」と言う低音ノイズをカットしたら「サー、シャー」と言う音が聞こえ出した…なんて事もあります。 この場合同じ用にカットした帯域はカットしたまま同じ手順でノイズの帯域を探してカットしましょう。
寸法図
製品および主な付属品
- EQ-10本体
- 片面フラットコンタクトマイク
- ステレオイヤホン
- 取扱説明書兼保証書(写真非掲載)
EQ-10の仕様
モデル名 | EQ-10 |
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外寸 | 本体:130(132)×90×25(43)mm, コンタクトマイク:1.5m/Φ36×28mm, ステレオイヤホン:長さ1.1m |
電源 | 単三電池×6本 |
電池寿命 | 連続75時間(アルカリ電池時) |
重量 | アンプ部:343g(アルカリ電池6本含む), コンタクトマイク:67g, ステレオイヤホン:14g |
イコライザー | 100Hz, 340Hz, 1kHz, 3.4kHz, 10kHz(各-10dB~+10dB) |
録音用出力 | ミニジャックステレオ出力・音声レベル固定 |
動作表示LED | 「Power」ON動作時常時点灯 |
コンタクトマイク | フラット片面EQ用マイク |
使用可能他マイク | Mic-FL330, ゴールドフラットコンタクトマイク, コンタクト金マイク |
リミッター | ON, OFF |
イヤホン出力 | 「Earphone」からミニジャックステレオ出力 |
使用上の注意
- 仕様及びデザインは予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。
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